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平成12年度(第25回)大阪優秀発明大賞にて「立体装飾シート」が大阪優秀発明賞を受賞する。

2001.01.30 / NEWS

光るナンバーワン企業--明和グラビア(テーブルクロス)

2001.01.30 印刷タイムス

 社団法人発明協会大阪支部(支部長森井清二氏)主催による平成12年度(第25回)大阪優秀発明大賞表彰式が大阪市北区マルビル内の大阪第一ホテルで行われ、印刷業界からは大阪優秀発明賞に明和グラビア(本社東大阪市柏田東町12‐28、社長大島規弘氏)の「立体装飾シート」が受賞した。

 「立体装飾シート(特許第2761861号)」は、見る角度によって模様が変化する装飾シートで、特殊な技法により、どちらの方向から見ても立体的な画像が浮かび上がる画期的なもの。海外では既に多くのデザインなどに採用されており、バスカーテンやバッグ等の材料として好評となっている。

同発明の主な特徴は次の通り。
 同発明は、透明シートの片面に複数の凸状の突起を連続した任意のパターンで設け、その裏面にこれと同一の模様を変位させて印刷することによって、立体装飾性に優れたシートを提供するもの。すなわち、凸状の突起を構成している線数と、裏面の模様を印刷している線数を変化させることにより、柄が沈んだり、あるいは柄が浮いて見えたりするという技法から、どこから見ても立体視できる三次元画像を具備するシートを作り出した。  さらに、本発明品は長尺の柔軟な透明シートに印刷・エンボス加工を施すことにより得られるので、ドレープ性を要求されるバスカーテンやバッグ、またデモンストレーション効果を求められる広告材料として使用される。  また、印刷ロールを交換するだけでデザイン変更が可能であり、生産性に優れている。  以上のように、本発明は見る方向によって模様の変化する装飾性に優れたシートを、簡単な構成により安価に提供することができるとなっている。  表彰式では、まず森石部長が開会のあいさつ。 来賓紹介が行われた後、選考委員会委員長の大路清嗣大阪大学名誉教授により審査経過が報告された。  表彰式に移り、大阪優秀発明賞表彰で明和グラビアの大島正敬氏の代理として製版技術課長の清水勝美氏が賞状と景品を受け取った。  なお、大阪優秀発明大賞には、シャープの「ホログラムレーザ」が受賞。さらに、大阪優秀発明功績賞の受賞者が表彰された。  この後、発明協会の吉田文毅理事長による祝辞が行われ、閉会。引き続き催された新年交換会では、明和グラビア会長の大島康弘氏が乾杯の発声を行い祝宴に入った。

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